大正金時
大正金時(たいしょうきんとき)は、日本で広く知られる豆類の一種で、小豆(あずき)の一つです。特に、赤い色をした豆で、やや大きめのサイズが特徴です。名前にある「大正」は、品種改良が行われた時代に由来し、「金時」という名前は、豆の色や形が金太郎(日本の伝説的な英雄)のイメージと関連していると言われています。
主な栄養素
・タンパク質
大正金時は植物性タンパク質の豊富な供給源です。約100gの乾燥した大正金時には約20gのタンパク質が含まれており、筋肉の維持や修復に重要です。
・食物繊維
食物繊維が豊富で、100gあたり約15g含まれています。これにより、腸内環境を整え、便秘の予防や改善に寄与します。また、コレステロール値を下げる効果も期待されます。
・ビタミンB群
特にビタミンB1が多く含まれており、エネルギー代謝を助け、疲労回復や神経の健康をサポートします。
・鉄 分
鉄分が豊富で、貧血予防に役立ちます。特に女性や成長期の子供、妊娠中の方にとって重要な栄養素です。
・マグネシウム
マグネシウムも含まれており、骨の健康を保つだけでなく、心臓や筋肉の機能を正常に保つ助けとなります。
・カリウム
カリウムは体内のナトリウムバランスを調整し、高血圧の予防や血圧の調整に寄与します。
栄養価の具体的な数値(100gあたり)
・エネルギー 約300kcal
・タンパク質 約20g
・脂質 約1g
・炭水化物 約60g(そのうち食物繊維約15g)
・鉄分 約6mg
・カリウム 約1400mg
・マグネシウム 約150mg
主な効能
・食物繊維の供給源
大正金時は食物繊維が豊富です。
・タンパク質の補給
大正金時は植物性タンパク質の供給源として優れており、肉類や魚介類を摂取しない方にとっては、重要なタンパク質源となります。
・鉄分とミネラルの供給
大正金時には鉄分やその他のミネラルが含まれております。
・低カロリーで栄養豊富
カロリーが低く、栄養価が高いです。
健康への影響
大正金時は、このような栄養素が豊富なため、健康的な食事の一部として非常に優れた食品です。特に、低脂肪でありながら高タンパク・高食物繊維であるため、ダイエットや生活習慣病予防にも適しています。
金時豆のサラダ
＜材 料＞
・大正金時の煮豆(市販のものや自家製のもの) 1カップ
・ミニトマト 5〜6個
・きゅうり 1本
・玉ねぎ 1/4個
・オリーブオイル 大さじ1
・酢 大さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
＜作り方＞
1、ミニトマトは半分に、きゅうりは薄切り、塩を少々振って水分を軽く絞り、玉ねぎは薄切りにし、辛味を取るために水にさらしてから水気を切ります。
2、大きめのボウルに大正金時の煮豆、切った野菜を入れ、混ぜます。
3、別の小さなボウルにオリーブオイル、酢、塩、こしょうを入れて、ドレッシングを作ります。
4、ドレッシングをサラダのボウルに加え、全体をよく混ぜ合わせ、盛り付けして完成です。
備 考
■名 称：豆
■賞味期限：360日
■保存方法：高温多湿、直射日光を避けて保管してください。
■内容量：300g、500g、1kg
■原産地：北海道
